のんさんの乳がん記録✍︎

若年性乳がんとヲタクな看護師の日々❅*°

***パクリタキセル療法

 

パクリタキセル、副作用そのものはAC療法に比べると少ないというか、まだ軽かったような気がします。ただ、それが1週間に1回となると話は別でした(´Д`)

 

火曜日・・・投与

水曜日・・・1番元気(自分で動ける)

木曜日・・・足の関節痛、味覚障害

金曜日・・・木曜日+体が重くなる

土曜日・・・動けません

日曜日・・・動けません

月曜日・・・少しだけ復活

 

これが12週、約3カ月、ひたすら続きます。

火曜日にほぼ元に戻るのだけど、その日にパクリタキセルの投与があるので、火曜日は丸一日つぶれてしまって、本当に元気に動けるのは水曜日の一日だけでした。

それでも友達には会いたい。土曜日や日曜日に動こうと思ったら、それ以外の日は本当にほとんどベッドで過ごしていました。そうしないと動けないのです。

 

パクリタキセル2回目の投与後から、手足のしびれが始まりました。

手足のしびれについては投与中にアイシングすることで軽減できるという文献もあり、病院でも積極的にアイシングを取り入れていました。

足のしびれは特にひどくはなかったので私は手だけアイシングをしていました。あと、手先足先までお薬が浸透しないように強めの手袋と着圧ソックスは必須でした。足はね、タイツと着圧ソックスと靴下を重ねて履いてたかなー。私の場合はそれで足は全然大丈夫でした。ただ、手はアイシングしても強めの手袋をしてもひたすらしびれ続けて、どんどん指先に力が入らなくなり、ペットボトルすら開けられなくなってしまったのでした。これは地味につらかった…。

 

そして、回数を重ねるにつれてむくみも強くなりました。手、足、顔はパンパン。

あと、動けないのに食欲だけは増進ww

おかげさまで体重は鬼のように増えていったのでした。

食べないと気持ち悪くて食べ悪阻みたいなw

1月から4月の間で8kgは増えました。これも地味につらかった…w

 

なにより、血管が悲鳴を ・゚・(つД`)・゚・

ACの3回目からすでに血管が硬くなっていたのですが、いよいよ硬く細くなってルートが取れなくなってしまって…なんせ1週間に1回、採血もしていたので1日2回針を刺していたので、そりゃ血管もボロボロになるわな!

最後の方は採血もできなくなってしまって、最終的に小児用の採血針で採血されていました。それでも1発で採血出来ない時が多々…何が嫌ってそれも嫌だったなー。痛いんですよ、ホントに。だから最初っから説明して小児用でしてくださいー!ってお願いしてました。採血室にもデーターが残るみたいで、データーみてベテランの看護師さんに代わってもらったり、色々と工夫してもらってたなーって、ありがたいですね。

パクさん(って呼んでた)のための血管も残しておかなきゃなので、それも大変でした。場所によっては点滴落ちなくなったり、すごく時間がかかったりしていましたね。

 

あ、点滴の時間的にはアレルギー止めの点滴15分、パクリタキセル90分、だったかな?血管痛予防で生食も全部流してもらってたので約2時間ほどはかかっていたと思います。

日によっては外来ケモ室がいっぱいで、ケモ室にすら上がれず乳腺外来で2時間ぐらい待った時もあるよー(´Д`)それだけがん治療を頑張ってる人が多いってことよね。

 

ACから数えたら外来のケモ室での投与は15回、さすがに最後の方には看護師さんとも仲良くなっていましたww

実は…パクリタキセルは最後の最後に熱発してしまって1回スキップしました。

それも悔しかった~(´Д`)!!!

看護師さんが、先週は熱大丈夫だった?と最後の日に心配してくれたり、今日で最後やね!ホントによく頑張ったねと声をかけてくれて…泣きそうになったのは内緒!w

 

結局、1月22日から4月16日までパクリタキセル療法を実施しました。

1週間に1回通院していたので、本当に達成感がすごかった!

毎回付き添いをしてくれたお母さん、送り迎えをしてくれたお父さんもすごくすごく大変だっただろうなと。

たくさんの人にサポートしてもらって約半年間の抗がん剤治療が無事に終了したのでした。

 

さて、抗がん剤治療を終えて、いよいよ手術です!

 

次は術前の検査や準備についても軽く書きまーす♡

 

\(^O^)/